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⑧ 四国お遍路|四日目・安楽寺二度目の朝ごはん

2026年5月1日

六番札所・安楽寺
二度目の朝ごはん。

四回目の食事で、
それまで目に入っていなかった箸袋の言葉に、ふと心が留まりました。

 

「一粒の米にも万人の苦労がかけられています。
一滴の水にも天地の恵みがかけられています。
ありがたくいただきます。」

 

ズドンと腑に落ちて、
涙が止まらなくなりました。

 

もはや嗚咽。
心の奥から湧き上がる、ありがたさと感謝。

三日間お世話になった宿坊。
名残惜しい朝です。

お接待でいただいたバナナ。
袋が可愛くて、なんだか愛おしくなる。

気持ちのいいお天気の中、
さんや袋に氣望さんを乗せて歩き出します。

六番札所・安楽寺から、十番札所へ向かう道中。

六番さんに着く手前、
くたびれて接待小屋で休んでいたときのこと。

前のお家のおじいちゃんが出てきて、
しばらくおしゃべりをしてくれました。

そのときに聞いた
「鳴門男に阿波女」の話。

おじいちゃんのお姉さんと妹さんは、
鳴門の方へ、山を越えて嫁いでいったそうです。

 

この景色の中を歩きながら、
その話を思い出していました。

今日は、あの山の麓まで。
二つの札所を打つ一日。

長い道のり。
スピード注意。

淡々と、黙々と。

 

今日もいのちにありがとう